愛川町角田にある美容室&理容室ヘアーストーリーピュア・相模原市緑区橋本にある美髪美容室ヘアーストーリーピュア橋本店・小さなサロン向け経営サポート&コーチング志幸塾
⑦業者探し
事業用物件の場合は半年前に解約予告されることが多く、それが良い物件の場合は募集が公開される前の半年間に決まってしまうケースが多々あります。
ちなみに、このような公開募集前の物件を『未公開物件』と呼びます。
未公開物件の情報は待っているだけでは入手できません。
不動産会社や直接オーナーに問い合わせて地道に情報収集するほかありません。
複数の不動産仲介業者から情報をもらう
私が動く時は、前項で言ったザックリ3項目を伝えて、3~5社の地域の不動産屋さんに足を運び、話をしてきます。
更に、ターゲットとなる場所周辺をリサーチします。
見込客数や見込客層、ライバルサロンの質と数、相場と地域市場価値を歩いてみて導線などの情報をまとめます。
実際に現地で探してみる
仲介業者にお願いして探してもらいながら、中には仲介業者にお願いしていないオーナーさんもいるので、そういった物件はこちらから見つけるほか出会う方法がありません。
例えば「イメージしている町と違った」「ターゲットにしている客層がほとんどいない」「競合店舗が多すぎる」など、店舗物件候補を探す以外にも収穫がある場合があります。
良い物件は早い者勝ちですから、いち早く検討するためにも自分の足で探すことが重要です。
モタつく物件には、何かある
「契約に苦労する物件は、開業してからも苦労する」って言う話があります。
私は、物件に競合がいたり、大家さんとなかなか連絡がつかなかったりと手こずった物件がいくつもありました。
物件を見つけてから、融資話に銀行に行ってては、遅い。
青写真が見え、融資も物件次第ってなってからでも、遅くはありませんので、金融の勉強も兼ねて、融資の係りの方と繋がりを持つことは、大切です。
⑧内装と外装 保健所対策
まずは、外装。物件により縛りがあるケースが多いです。
その上で交渉って言うてもありますから、「雰囲気」「機能性」「入りやすさ」「看板」「設備うんぬん」「保健所対策」を踏まえます。
内装を考えての外装
サロンを造る時に考える事で「外装」と「内装」があります。
外装のことを「ファサード」と言います。
大多数の方が内装は一生懸命考えますが、外装は「看板」と考えている方が多いです。
もちろん、内装は大事ですが、お客さんは外から入ってきますから、
先ずは、ファサードが目につきます。
どちらが大事か?ではなく、ファサードからイメージして来店されてお客様に対して、期待通りの内装であることが大事と考えます。つまりバランスです。
どちらかだけ豪華になっているお店をたまに見かけますが、お客さんは戸惑いますね。
ファサード→ 内装→ メニュー→ 接客までの
バランスが取れているお店が繁盛店に圧倒的に多いです。
ファサードの役目
「目立つ」「興味を引く」「何が食べられるかがわかる」というのがあります。
ロードサイドの店舗などでは、ファサードが目立っただけで20%も売り上げが上がった という事例があります。
ロードサイドでは車での来店が主体ですから、スピードがあるものから視認性を考える必要性があります。これは、「大きい文字」「わかりやすいキャッチ」などがテーマになることでしょう。
では、街中ではどうか?
当然ビル内などの空中店舗のファサードは、入口前に集中して造る必要があります。
何よりも、新規客を誘導するためには、「いくらぐらい」で「どうなる」の表現が必要です。
逆に、これを隠すことによって、「看板戦争」になっていることも多々あり、自店舗の売りを明確に打ち出せないと、埋もれてしまうこともあります。
目立つ の考え方は、「派手」だけではなく、「雰囲気」が造れればよく見えます。
内装は、ここを抑える
天井 床(厨房) 床(客席) 壁 トイレ(1ヶ所) 電気工事 ガス工事 カウンターの設置・入口ドア・壁面 家具
椅子・鏡・シャンプーブース 照明器具やシンクなどなど。
ここにこだわるオーナーさんが多いのですが、予算を考えて、機能性と雰囲気を重視するべきです。
特に美容室は、水圧は、命。シャンプー台2台なら20mmの水道管、台数が増えたらそれ以上ほしいですね。後で変えれませんので。
電圧もドライヤー換算でかんがえます。何もしなくても10wは、使ってます。ドライヤー1台で10wかかりますので、同時に何台使うかでワット数を選択します。また、後からでも変えられます。
- 保健所対策
- 美容師
- 床面積
- セット面(いす)の数
- 待合場所の設置
- 床や腰板(壁の下の部分)
- 洗い場
- 作業スペースの明るさ
- 換気
- 消毒設備
- 格納設備
- 汚物箱と毛髪箱
と規定がありますので、前もって保健所には、相談しといたほうがいいです。
今日は、ここまで。
講座⑴、誰もが失敗しない独立開業の手引き 資料より
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